仮執行宣言 かりしっこうせんげん

仮執行宣言とは、まず第一に、支払督促を相手方へ送達した後、相手から何ら異議申立てがなされなかった場合、支払督促について付される執行文言(民事訴訟法391条)です。これにより、支払督促を得た債権者は直ちに強制執行手続きへ移行できます。
第二に、確定判決前に出される仮の執行文言(民事訴訟法259条)です。民事訴訟では、第一審で勝訴したとしても、相手方が控訴をしてなお争う姿勢をみせているような場合、裁判が長期化することが見込まれます。しかしその間に、債務者の財産状況が悪化し、長く続いた裁判にようやく決着がつく頃には債務者の手元に一銭もなくなっていたような状況が発生すると、債権者は時間をかけて裁判をした苦労が水の泡になります。それを防ぐため、第一審での判決に仮執行宣言を裁判所につけてもらうことで、判決が確定する前に強制執行を行うことができるようになります。なおこの場合、強制執行の額に応じて供託金を預ける必要があります。

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