弁護士に債権回収を相談してメリットのある7つのケースとは

目次 

はじめに

債権回収を弁護士に相談するメリット

弁護士が出てきただけでも効果あり!

債権回収の方法は色々

裁判で白黒はっきりさせたい!こんな時は迷わず弁護士へ

もしかして時効かも?自分ではわからないことも弁護士なら

決着後に相手に逃げられることもあるって本当?弁護士なら対処可能

弁護士に相談してもメリットのないケース

まとめ 

■はじめに

お金のトラブルは解決が非常に難しいです。

個人のトラブルでよくあるお金を貸し借りでも「貸した」「貸してもらっていない」という堂々巡りの言い合いになってしまうこともあります。

貸したお金を回収できずに困っている間に、相手に逃げられてしまうことも珍しくありません。
また、相手がお金を借りたことを認めていても、貸したお金を返すだけの資力がないこともあります。

のらりくらりと言い訳をされ、なかなか返済に応じてもらえず精神的に疲れてしまうこともありますね。返して欲しくてもどうやって回収すればいいのか、滞納している相手にどんな対処をすればいいのかわからないこともあります。

お金を返してくれない相手から債権回収することは、容易なことではありません。
だからこそ日本の裁判所で争われる案件は、借金問題がとても多いという現状です。
お金の貸し借りにすんなり決着がついて、相手が約束通り返済してくれることばかりであれば、
こんなに借金問題がクローズアップされていないはずです。

債権回収のためには法的な専門知識と労力が必要になります。
どうしても貸したものは返してもらいたいからこそ専門家を頼りたいものです。
弁護士に債権回収を相談にメリットのある7つのケースを覚えておきましょう。

■債権回収を弁護士に相談!どんな場合にメリットがあるの?

弁護士に債権回収を依頼することでメリットのあるケースは次の7つのケースです。

  • 相手がのらりくらりと言い訳して話し合いすらできない
  • できるだけ話し合いで解決したい
  • どんな方法で債権回収したらいいかわからない
  • 法的な知識を借りたい
  • 裁判をしてでもきっちり回収したい
  • 時効が差し迫っている
  • 相手に逃げられたくない

この7つ以外にも、弁護士に相談する大きなメリットの一つとして「精神的に楽になる」というものがあります

弁護士は依頼人の味方ですし、何より法律の専門家です。
「今まで大変でしたね。これからは一緒に頑張っていきましょう」の一言で、借金の回収に困り果てていた依頼人の気持ちはどれだけ楽になることでしょう。
しかし、弁護士がバックについただけでは意味がありません。
専門家は問題を解決してこそ専門家です。

具体的にこの7つのケースでは、「自分に弁護士という専門家が味方してくれている」という安心感だけでなく、債権回収が見込めるというメリットがあるのです。

■弁護士が出てきただけでも効果あり!話し合いで解決できるメリット

借金を返してもらいたくても、いきなり裁判所で決着をつけることを考える人は少ないはずです。
裁判所で借金問題を解決するためには時間も費用もかかります。

訴訟や調停はあくまで最終手段で、できることなら穏便に話し合いで解決したいと望む貸し手は多いです。だからこそ弁護士に相談するメリットがあるのです。

弁護士が出ることによって双方の妥協点を探ることができます。
解決のための落としどころを提示し、一般の第三者が間に入るよりもこじれずに話し合いで解決しやすくなります。話し合いの場を整えることができれば解決しそうな事案でも、弁護士がバックについていれば自分に有利な結果を導くこともできます。

弁護士が出てくるだけでなかなか進まなかった話し合いがスムーズに決着するのはよくあることです。個人と個人の話し合いでは「言った」「聞いていない」という泥試合になるリスクもあります。弁護士に相談した上で話し合いに同席してもらうことができれば、そういったリスクも防ぐことができます。

『相手が言い訳ばかり!話し合いに真面目に応じないケースもメリット』

弁護士が出てくると相手側もびっくりします。
適当な対応で話し合いにすら真面目に応じてくれなかった人が、弁護士が出ることによって真面目に応じざるを得なくなります。
弁護士が出るだけで相手方に逃げられないという危機感や心理的な圧迫感を与えることができるのです。相手が言い訳ばかりで話し合いになかなか応じないというケースにおいて、弁護士に相談することは大きなメリットになります。

■債権回収の方法は色々!中身は?法的知識を得られるメリット

債権を回収する方法はたくさんあります。
前述したように話し合いによって回収する方法があります。
督促状を出す方法や裁判で決着をつける方法、調停で徹底的に話し合って返済してもらう方法の他、少額訴訟や支払督促という方法もあります。

相手が絶対に返済に応じないと岩みたいになっている場合は、それなりの手続きを踏んで強制執行をするという方法もあります。裁判所に仮差押を求める方法もあります。
債権を回収する方法は、簡単に挙げてもこれだけ多くの方法があるのです。
しかもそれぞれの方法は手続きに違いがあります。
各案件によって債権回収に使えるかどうか、クライアントに向くかどうかも異なっています。

債権回収を頑張ろうと一般の人がそれぞれの方法を調べても、
専門書を開いただけで目を回してしまうことでしょう。だからこそ専門家の知恵が必要なのです。

債権回収にはどんな方法があるのか?それぞれの方法にはどんな特徴があるのか?

専門家の法的な知識をわかりやすいように解説してもらい、各方法のアドバイスももらえれば、それだけで解決の糸口が見えることがあります。

『自分に合った債権回収の方法を判断してもらえるというメリットも』

メリットは弁護士に相談すると法的な知識を借りられるということだけではありません。もう一歩踏み込んだメリットがあるのです。

例えば・・・AさんはBさんに50万円のお金を貸しました。
しかしBさんはお金を返してくれません。話し合いもしましたが、返済に応じる気もなさそうです。Aさんは裁判をするしかないだろうかと悩んで弁護士に相談しました。

すると弁護士は「少額訴訟という一日で決着をつける債権回収方法があります」とAさんに説明してくれました。Aさんはここではじめて少額訴訟という方法があるということ、そして自分のケースにその方法が合っていることを知りました。

弁護士に相談することによって、自分にどの方法が合っているのかはっきりします。
弁護士は法律のお医者さんともいえる存在ですから、ケースに合った治療法ならぬ解決法を診断することができるのです。

裁判や話し合い以外でも選択できる方法はたくさんあります。債権回収で困っているなら、弁護士にどの方法が合っているか診断してもらうのが良いと考えます。

参照 http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_04_02_02/ 

■裁判で白黒はっきりさせたい!こんな時は迷わず弁護士へ

裁判で決着をつけようと心が決まっている人は、迷わず弁護士に相談しましょう。
弁護士は裁判の代理人になることができるというだけでなく、裁判を含む裁判所手続きのプロです。

額の小さな借金問題であれば簡易裁判所で本人訴訟をすることもできますが、
弁護士に相談して代理人を引き受けてもらった方が安心です。
なぜなら、訴訟の進め方から証拠集めまで、弁護士の方が格段にスムーズに行えるからです。

お金の貸し借りの証拠になるものは契約書と・・・後は?

証拠収集はどうすればいいの?

どんな主張を裁判のどの時点ですればいいの?

一人で訴訟に臨んだとして、それぞれの疑問を判断できるくらいの裁判知識が必要になります。

裁判は普段馴染みがないからこそ難しいもの。
疑問を抱いて一生懸命インターネットで解決策を探ったとしても、正解を見つけることは難しいのです。正解が見つからなければ、裁判で自分の望む判決が得られない可能性もあります。
債権回収のための苦労が水の泡になってしまうことだって考えられます。

債権を回収するという目的があってこその裁判です。
成就しなければ意味がないからこそ、弁護士に相談することにメリットがあるのです。

■もしかして時効かも?自分ではわからないことも弁護士なら

債権には時効があります。時効が完成してしまうと、相手からお金を回収できる可能性がぐんと低くなってしまいます。
回収の前段階として、その債権の時効が完成しているかどうかは把握しておきたいところです。

時効は一概に〇年と決められているのではなく、債権の種類によって時効までの長さが変わってきます。一般的には10年ですが、債権の種類によっては5年のものや1年のものもあります。

弁護士に相談すれば「A債権は〇年の時効ですね」と判断してもらうことができます。時効が差し迫った状況でも弁護士であれば即座に時効中断のための手を打つことができるというメリットもあります。

時効は自分では判断が難しく、差し迫った状況でもどんな方法で時効を中断すればいいかの判断が難しいです。時効も含め状況の判断がつかない場合やすぐに行動をしなければ債権回収が難しくなる状況こそ、弁護士に相談したいケースです。

■決着後に相手に逃げられることもあるって本当?弁護士なら対処可能

債権回収の目的は「お金を回収すること」です。
裁判や話し合いで決着がついても、その時点でお金を回収できるわけではありません。相手がお金の貸し借りを認めていても「でも返すお金がないのです」という話になる可能性だってあります。

また、決着がついてすぐ相手に逃げられてしまうことも想定しておかなければいけません。債権回収においては相手と決着をつけることではなく、その後にどうやって回収するかが重要なのです。

相手に逃げられないためにどんな方法があるのかを考えておく必要があります。
お金のない相手からどうやって回収するかも考えなければいけません。

「決着はつきました。さあ回収してください!」と言われても、皆さんは何か手立てを思いつくでしょうか。迅速に動かなければ相手から回収できないという状況で、すぐに打てる手段を提示できますか?

例えば、債権回収の対策として「公正証書」を使う方法があります。
公正証書は公証役場で作成することのできる強力な力を持った書面です。
一定の条件がそろった公正証書は、いきなり強制執行をすることができるのです。一括で返済する資力のない相手からお金を回収するために分割払いの約束を結んだとしても、相手がきちんと毎月返済しなければ、結局、取り立てをしなければならないという手間があります。

こんな時はあらかじめ公正証書を作っておくことで、相手に心理的圧迫感を与えると同時にいざという時は強制執行で債権回収ができるというメリットがあります。

相手が返済すると言っていても、現実に貸した側がお金を回収できなければ意味がありません。
せっかく裁判や話し合いで決着をつけても、それでポン!とお金が返ってくるわけではありません。
だからこそ、回収のための具体的な策が必要なのです。

弁護士への相談により、相手を逃がさないようにして債権回収できる具体策を提示してもらえるメリットがあります。 

■弁護士に相談してもメリットのないケース

弁護士への相談は前述したような数々のメリットがあります。
しかし、全てのケースにおいてメリットがあるわけではありません。メリットのない代表的なケースとしては「回収すべき債権額があまりに少ない場合」が挙げられます。

こんなケースを想像してみてください。

AさんはBさんに100円貸しました。しかしBさんは何時まで経っても返してくれません。
AさんはBさんの態度に腹を立て、何とかして貸したお金を回収したいため弁護士に相談しようと考えました。この場合はどうでしょう。

弁護士の無料相談を利用するとしても交通費が必要になります。
交通費だけで赤字になってしまう可能性があります。
また、弁護士が内容証明による督促を提案しても、切手代で赤字になってしまいます。
少額訴訟や支払督促、調停を申し立てても赤字になってしまうことでしょう。
債権額があまりに小さい時は、弁護士に相談しても解決を見込むことは難しいといえます。
金銭的な面を考えると、デメリットになってしまう可能性が高いと言えるでしょう。

債権額が少額というケースにおいては、「次もこんなことにならないように法的知識を得ておきたい。対策を考えたい」ということであれば、弁護士に相談するメリットは十分にあります。 

■まとめ

債権回収を弁護士に相談することにはたくさんのメリットがあります。
債権には時効という有名な制度がありますし、相手に逃げられてしまうというリスクや、返済に応じても資力の都合で回収が難航するというリスクもあります。

貸し借りの時点で話がこじれてしまうということも多いです。債権の場合「貸すのは易し、取り立ては難し」なのです。だからこそ回収の際に弁護士に相談するメリットはとても大きいといえます。

弁護士は法的な知識が豊というだけでなく、回収の具体的な方法を即座に実行へと移すことができます。相談するだけでも解決に繋がることは決して少なくありません。

債権回収は早ければ早いほど回収の可能性が高くなります。迷うよりも行動です。弁護士に相談し、あなたに合った回収方法を探しましょう。

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