キャッシングを延滞・滞納するとどうなる?対処法と滞納を防ぐコツ

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キャッシングを滞納してしまい不安になることがあります。

延滞することで、どのような影響があるのか気になるからです。

 

この記事では、キャッシングの延滞によって起こる出来事や、延滞した時の対処法、滞納を防ぐ方法などを解説していきます。

 

キャッシングとは

キャッシングとは、「お金を借りること」や「お金を借りるためのサービス」のことをいいます。通常はクレジットカードについている「キャッシング」サービスを指します。

 

カードの発行時に審査を受けているため即日借りられるという特徴があります。

そのため、現金が急に必要となったときに利用できるメリットがあります。

一方で金利が高いことが多く、気軽に借りてしまい返済が難しくなってしまうこともあります。

 

キャッシングを延滞・滞納するとどうなる

延滞をすると電話やはがきで催促されることになります。

はがきなどで指定された期日までに入金できないと本格的な督促が行われることになります。カード会社によっては訪問による督促も行われます。

その他にもさまざまな問題が生じることになります。

 

信用情報に影響する

マイホームや自動車などを購入する場合、ローンを組むときには「信用情報」がポイントになります。信用情報はローンやクレジットカードの申し込みを受けた会社が閲覧することができます。

 

信用情報に問題があると融資を断られてしまう可能性が高いです。

クレジットカードも信用情報に傷があると発行してもらうことが難しくなります。

 

信用情報は専門機関に登録されることになっていて、滞納していることも記録されます。

特に「61日以上」延滞していると事故情報として登録される可能性があり影響が大きくなります。

 

遅延損害金の発生

延滞すると通常の利息よりも高い利息が請求されることになります。

これを「遅延損害金(遅延利息)」といいます。

 

1日返済が遅れれば1日分の延滞利息がかかることになります。

 

遅延損害金の計算式は、

「借金額×遅延損害金利率÷365(日)×延滞日数」です(うるう年は366日)。

 

例えば、150万円のキャッシングをしていて遅延損害金利率が20%の場合には、1日で約821円、30日間延滞すると約24,630円の遅延損害金が発生します。

 

裁判になる

延滞が長期間になると裁判などの法的な手続きをとられることになります。

法的な効力のある「支払督促」や「訴訟」、「差押え」などが考えられます。

 

訴えられると裁判所から「特別送達」と呼ばれる特殊な書留郵便が届きます。

裁判所から呼び出されたり、支払いを命じられたりします。

最終的には財産が差し押さえられることになります。

預金や自動車、不動産など価値のあるものや現金化しやすいものが差し押さえられやすいといえます。

給料を差し押さえられると職場に借金のことを知られることにもなります。

 

<関連記事>借金返済ができないとどうなる?対処法や債務整理について徹底解説

 

キャッシングの延滞・滞納への対処法

返済の見込みがあるときと返済の見込みがないときで対処法が異なります。

 

すぐに返済する

うっかり返済を忘れてしまった場合には気づいた時点で早めに返済します。

遅延損害金の負担が軽くなりますし、延滞期間が短ければ遅延損害金を請求されないこともあります。

延滞しているときの返済方法は、通常の返済方法と異なることがあるので確認してから返済します。

 

キャッシング会社へ相談

事前に返済が難しいことが分かっていればキャッシング会社へ相談してください。返済期限を延期してくれるなど柔軟な対応をしてくれることがあります。

無断で延滞することは避けてください。督促が厳しくなる可能性があります。

 

弁護士に相談

確実に返済できる当てがあればいいのですが、返済に無理があるときには弁護士に相談してください。

キャッシングなどの借金には利息があるため、返済しても元本がなかなか減らないことがあります。返済可能なのか、返済計画に無理はないか確認することが大切です。

 

弁護士に相談すると債務整理を提案してくれます。

債務整理とは、借金をなくしたり負担を軽くしたりする手続きです。

「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」などの方法があります。

 

任意整理とは、借入先と話し合いをして返済を楽にしてもらう方法です。返済期間を延ばしてもらったり利息をカットしてもらったりします。キャッシングのような高金利の借金に効果的です。

 

個人再生は、借金を5分の1程度に大幅に減らしてもらう手続きです。借金の額やケースによって減額の幅は異なりますが返済の負担は大きく減ることになります。

減額された借金について原則3年の分割払いをする返済計画を立て、裁判所に認めてもらうことで利用できます。

 

自己破産は原則としてすべての借金をなくしてもらう方法です。不動産などの高価な財産を処分しなければならないデメリットがありますが、借金の悩みを根本的に解決できます。

自己破産をしても生活に必要な財産は残すことができます。詳しくは弁護士にお尋ねください。

 

<関連記事>債務整理後の生活への影響は?仕事や住宅ローンへの影響など解説

 

キャッシングの滞納を防ぐコツ

キャッシングの滞納を防ぐためのコツは無理のない返済計画を立てることにあります。

 

収入と支出のバランスを見直す

返済を無理なく行っていくには収入と支出のバランスが大切です。

支出が収入を上回っている状況では返済は行き詰まります。

現在の収入と支出を計算し、支出を削れないか検討します。

特に固定費を削減することが有効です。携帯電話や家賃、保険料などは固定費として大きいので見直してみるといいでしょう。

 

複数のキャッシング会社から借入しない

滞納をしやすい理由の一つが複数の借り入れをしていることです。

複数の会社からキャッシングしていると返済期日が異なることがあり、返済を忘れてしまいがちです。借金の残高を把握しにくくなり多重債務の原因ともなります。

キャッシングをする場合でも、できるだけ1社に絞り、借金の残高と返済期日を意識することが大切です。

 

<関連記事>借金返済方法のコツは?注意点や早く終わらせる方法など徹底解説

 

まとめ

・キャッシングを延滞すると電話やはがきでの催促がなされ、督促が厳しくなっていきます。訪問での督促を受けることもあります。

・延滞が長引くと、「信用情報への影響」、「遅延損害金の発生」、「裁判や差押え」などの問題が生じます。

・支払いを忘れた場合には、できるだけ早く返済を行い延滞の影響を最小限にします。

・事前に返済が難しいことが分かっているときにはキャッシング会社に相談します。

返済の見込みがないときには弁護士に相談してください。債務整理を行う必要があります。債務整理には、「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」などいくつも方法があります。

・滞納を防ぐコツは無理のない返済計画を立てることにあります。借金の総額を把握し支出を見直し、無理なく返済できるか確認します。

 

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キャッシングを延滞し返済に困っている方へ。

 

延滞が一時的なもので確実に返済できる当てがあれば問題ありません。

ですが、生活に余裕がなく元本がなかなか減らないのであれば債務整理が必要かもしれません。

 

本当に債務整理が必要な状況なのか一度弁護士にご相談ください。

相談をするだけでも気持ちが楽になるものです。

 

私たちは「正しい知識が適切な選択を導く」をモットーに、

 

1.中立・客観的で、2.正確かつ高度な専門的情報を、3.信頼性に責任

を持って、提供します。

 

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本記事の監修弁護士  前田 祥夢(東京弁護士会所属)

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