借金問題を解決する方法とは?解決したいときの相談先や手続きを詳しく解説!

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借金に困っている方は、借金の解決方法を知らないだけかもしれません。

借金の解決方法は2種類あります。自力で借金を返すのが難しいのであれば、他の解決方法もあります。

この記事では、自力での借金の解決法と、それ以外の解決法を解説していきます。

 

借金問題を解決する方法

借金問題を解決する方法は以下の2つです。

 

・借金を完済する方法

・債務整理をする方法

 

その人の状況によって、どちらが適切なのかが決まるため、くわしく解説していきます。

 

借金を完済する

借金を完済する方法は、借金問題を解決する基本といえます。

そうはいっても無理なこともあります。

でも、始めからあきらめるのではなく、本当に無理なのかを検討することは大切です。

家計簿をつけたり支出を減らしたりしたことで、借金の完済のめどが立ち、借金問題が解決することもあります。

仮に、借金を完済できなかったとしても、家計簿をつけたり倹約したりすることは、債務整理に役立つことも多いため、借金問題の解決につながります。

 

借金完済の可能性を探るには、まずは家計簿をつけることから始めるのがいいでしょう。収入と支出を明確にすることで、借金の解決が可能か判断することができます。もしも今、収入よりも支出が多かったとしても、支出を減らすことができれば借金を解決できることがあります。今ある資産をフリマアプリなどで売却することで収入を増やす方法もあります。

借金の借り換えにより金利を減らすことで解決できることもあります。

家計簿をつけるなどの努力は、借金全額を完済できなかったとしても、生活にプラスになります。

 

<関連記事>借金の借り換えとは?メリット・デメリットを詳しく解説

 

債務整理をする

借金の完済が不可能だと分かっても、心配する必要はありません。借金問題の解決は「債務整理」によっても可能だからです。

債務整理とは、借金などの債務について、減額してもらったり、返済期間を延ばしてもらったりして、返済の負担を軽くしたり、借金をゼロにしてもらったりする手続きです。借金問題解決の切り札といえます。

 

債務整理をすることで、このままでは借金の完済ができないケースであっても、完済が可能になることも多いです。

例えば、「任意整理」という債務整理の方法をとり利息をカットしてもらうと、消費者金融やクレジットカードのキャッシングのような、高金利の借金の返済が楽になります。そのため、債務整理前には借金の完済が不可能なケースであっても、借金を解決できることも多いです。

 

「個人再生」という債務整理の方法なら、元本も大幅に減額されるため、さらに完済がしやすくなり、借金の解決がしやすくなります。

 

「自己破産」であれば、原則としてすべての借金を0にすることができるので、借金問題を根本的に解決することができます。

くわしくは後で説明します。

 

<関連記事>債務とは?債権との関係や契約例を分かりやすく解説

 

借金を解決したいときの相談先

借金を解決したいときには、ひとりで悩んでいてもうまくいきません。信頼できる借金解決の専門家に相談することが大切です。相談先としては、次のような所が考えられます。

 

・自治体などの無料相談

・弁護士事務所、司法書士事務所

 

くわしく見ていきましょう。

 

自治体などの無料相談

市区町村などが定期的に無料法律相談会を実施していることがあります。弁護士が相談員をやっていることも多いです。そのため、自治体などの無料相談を利用する人も多いようです。

ただし、多くが予約制となっていてすぐに相談できないことも多いです。また、相談時間が数十分程度と制限されているため、具体的な解決策について相談することは難しいといえます。弁護士が相談員をやっていたとしても借金問題を専門にしているとも限りません。

 

あくまで、自治体などの無料法律相談は、専門家に依頼した方がいいケースなのかを判断するための、きっかけづくりと考えた方がよさそうです。

借金問題を解決したいのであれば、いずれにせよ債務整理を専門にしている弁護士に相談する必要があります。

 

法律事務所・司法書士事務所

債務整理による借金の解決をするには弁護士などの専門家に相談する必要があります。

自治体などの無料相談に行っても、具体的な借金の状況を聞いてもらう時間が取れないことが多く、法律事務所に相談することになります。

 

弁護士であればだれでもいいというわけではありません。借金問題の専門家に相談する必要があります。病気になったときに医者ならだれでもいいというわけではないように、弁護士にも専門分野があるからです。

 

必ず、債務整理に強い事務所に相談するようにしましょう。

 

借金については司法書士に相談することもできます。

ただし、司法書士は借金が1社について140万円以下のケースでしか業務をしてはいけないことになっています。そのため借金や過払い金が多いケースでは、弁護士に依頼し直すことになるため、はじめから弁護士に相談した方がいいでしょう。

 

借金を解決する債務整理の種類

債務整理には以下のように種類があります。

 

・任意整理

・自己破産

・個人再生

・特定調停

 

それぞれメリットやデメリットが違うため、くわしく解説していきます。

 

任意整理

任意整理は、貸金業者などの債権者と話し合って、利息をなくしてもらったり、返済期間を35年に伸ばしてもらったりして、完済しやすくする借金の解決方法です。

 

話し合いで解決する方法なので、裁判所を利用しなくて済みますし、第三者に知られにくいので、債務整理を秘密にしたい人に向いています。

 

ただし、基本的に利息の減額と支払期間の延長による借金の解決方法であるため、金利の低い借金の解決には向いていません。例えば、住宅ローンや奨学金は利息が低いことが多いです。

消費者金融や、クレジットカードのキャッシングなど、金利の高い借金の解決に向いています。

 

自己破産

自己破産は、裁判所を利用した借金の解決方法です。裁判所から免責してもらうことで、原則として借金のすべての支払責任がなくなります。

 

もちろんタダで借金をなくしてもらえるわけではありません。不動産などの高価な財産を持っている場合には、基本的に処分されることになります。ただし、すべての財産が処分されるわけではありません。生活や仕事に必要な財産については、現金や預金を含めて残せるものもあります。自己破産は、借金を解決して生活を再建するための制度ですから、身ぐるみをはがされるようなことはないので、安心してください。

 

個人再生

個人再生は、裁判所を利用した借金解決方法の一つです。裁判所に返済プランを認めてもらうことで、大幅に借金を減額してもらう借金解決方法です。任意整理と違い、利息だけでなく元本も減らすことができます。減らせる金額は借金額にもよりますが、5分の110分の1程度に減らせる可能性があります。

借金が大幅に減額されるので、完済できる可能性が大きくなります。

また、自己破産と違い、住宅や自動車などの高価な財産を処分する必然性がありません。住宅ローンの残っているマイホームを残せる手続きもあります。

 

自己破産や個人再生についてくわしくは、「借金救済制度とは?利用するメリット・デメリットを解説」をご覧ください。

 

特定調停

特定調停は、裁判所を利用した話し合いによる借金解決方法です。裁判官と調停委員と呼ばれる民間人(原則2人)が間に入って債権者との交渉を行います。

弁護士に依頼しなくても利用できるメリットがあります。

ただし、強制執行を受けるリスクが高くなるデメリットがあります。

調停が成立すると「調停調書」が作成されますが、これは確定判決書と同じような効力があります。ふつう強制執行は「確定判決書」が必要なのですが、そのためには訴訟を起こす必要があります。ところが調停が成立すると訴訟をしなくても債権者は確定判決書と同じ効果を持つ「調停調書」がもらえるのです。

そのため、調停で約束した支払いができないと、いつ強制執行されてもおかしくないのです。

また、弁護士が代理しないことで不利な内容の調停が成立する恐れもあります。特定調停の利用は弁護士とよく相談してください。

 

<関連記事>特定調停とは?4つのポイント

 

借金問題を解決するためにやってはいけないこと

借金を解決するためにやってはいけないことがいくつかあります。

 

他社からの借り入れで返済する

借金を返すために他から借り入れて返済する方がいらっしゃいます。これは、「多重債務」と呼ばれる状態で、借金問題を深刻化させる危険な行為です。

おまとめローンのように、利息を低下させるために行うのであれば別ですが、借金完済の見通しがない状況で借金を重ねると、借金解決を難しくします。

 

<関連記事>おまとめローンとは?カードローンをまとめて返済するメリット・デメリットを解説

 

FXやギャンブルなどで返済しようとする

投資やギャンブルなどで借金を返済しようとすることも危険です。借金の返済は確実な収入源から行うことが大切であり、借金解決の近道です。

投資やギャンブルで返済しようとして、かえって借金を増やしてしまうと債務整理の選択肢が減ることもあります。

 

踏み倒そうとする

夜逃げなどにより借金を踏み倒すことも得策ではありません。

債権者は住民票などの調査が可能であり、また行方不明であっても裁判を起こすことが可能です。時効は裁判や強制執行によりリセットされます。現実的に逃げ切れるものではありません。保証人がいれば迷惑をかけることにもなります。督促におびえ続けることは精神衛生上もよくありません。

債務整理により借金を解決できる以上、踏み倒すメリットはありません。

 

<関連記事>借金を踏み倒した場合のデメリットは?罪に問われるかも解説

 

まとめ

・借金を解決する方法は、「借金の完済」と「債務整理」の2つです。

借金の相談は、借金問題の専門家にすることが大切です。無料相談では解決が難しいです。

・債務整理には種類があり、「任意整理」、「自己破産」、「個人再生」、「特定調停」があります。

 

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借金を解決したい方へ。

 

借金の完済が難しいときであっても、債務整理をすることで借金を解決することができます。債務整理には種類があり、その人に合った解決法を選ぶことが大切です。

適切な債務整理をするためには、債務整理の専門家に相談することが必要です。

 

私たちは「正しい知識が適切な選択を導く」をモットーに、1.中立・客観的で、2.正確かつ高度な専門的情報を、3.信頼性に責任を持って、提供します。

 

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本記事の監修弁護士  前田 祥夢(東京弁護士会所属)

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