一覧後定期払いとは、手形の支払い満期の一種となります。一覧後定期払いが設定されている手形は、支払人に提示されてから一定期間が経過することによって支払い期日の到来とするものです。
そのため、一覧後定期払いの具体的な経過としては、手形の所持人が金融機関に手形を表示して、提示を受けた金融機関はその手形に記載された期間の経過後に手形記載額を所持人に支払うこととなります。この点が一覧払いと異なる点であり、一覧後定期払いは手形の提示からさらに一定期間、支払いまでの猶予があるため、支払うべき地位にある債務者にはその分時間的猶予があるのが特徴的です。
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